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私の開脚までの道のり/Moemi
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -
公開日:2019.12.14|最終更新日:2019.12.12
こんにちは!恵比寿のヨガスタジオ
studioGOD インストラクターのMoemiです(*^^*)
突然ですが皆さま、
開脚は得意ですか??
ヨガなどの経験が長い人を別としたら苦手に感じる方が多いのではないでしょうか?
でもペターッと開いた開脚って憧れますよね。
私もそうでした。
でもなかなか思うように深まらなかったり、
無理をするとかえって痛めてしまったり。
痛めてしまうと回復にはかなりの時間がかかってしまうのでやはり慎重になって欲しいところ…
というのも私自身が酷く痛めたため回り道をしてしまった経験があるからなんです。
これは現在の私。
一応、ほぼ180度まで開きます。
→股関節の外旋はまだまだ甘い状態ですが…
私はこの状態がかなり楽で心地良いです。
寝起き直ぐでも開きますし、なんならこのまま寝落ちしたことあったり、私的にはたれぱんだ気分です。笑
「もともとそんなに柔らかいんですか?」
と聞かれることもありますがもちろんそんなことはないんですね。
むしろ、かなり長い道のりがかかってしまった方だと思います。
私が開脚でペターッと床に伏せられるようになったのは18歳の頃。
その頃はまだヨガに出逢っておらず、ダンス真っ盛りの時期でした。
小学生の頃から始めたダンス。
高校生になってダンサーになる夢がより強くなり、本格的にレッスンを受けるようになりました。
もちろん、大して体も柔らかくなくて開脚なんて遠い未来の夢。
17歳で初めてクラシックバレエのレッスンを受けに行き、自分の体の硬さを目の当たりにして本当にショックだったのもよく覚えています。
でもめげずに毎週頑張ってレッスンを続けていると少しずつ変化がありました。
そしてある日のダンスのレッスン。
振付けに入る前のストレッチ中のこと。
開脚ストレッチがあって、
私の開脚もあともう少し…
熱心な先生で開脚のサポートに入ってくれたんですね。
そしたら先生が私の体を押すのと私が勢いをつけるタイミングがたまたま重なってしまって…
ブチッ…
右内腿あたりから鈍くいや〜な音が聞こえました。
と同時に経験したことない痛み。
「あ、何か切れた…」ということだけはハッキリと理解できました。
切れたのはたぶん右内腿の「薄筋」です。
→”薄筋”とは文字通り薄い筋肉でとても切れやすいので無理矢理に体を押すなどの柔軟はかなり危険です。
激痛ながらも脚はなんとか動いて
痛いながらも踊れたし、歩けるし…
と思い、強がって病院へは行きませんでした。
※痛い時は我慢せず必ず専門医に診てもらいましょう!※
数日後、痛みが引いたので開脚ストレッチを再開しようとしたところ
以前とは比べものにならないくらいに開かなくなっていて角度にして90度くらい?
腰も引けたまま起こせない状態…
右内腿を触ると薄筋が軟骨みたいにコリコリ硬くなっていました。
それからやっと病院へ受診。
診察によるとたしか、切れたのがとりあえずくっついて筋肉のカサブタみたいな状態とか。
とにかくもどすのは大変で時間がかかるとのことでした。
電気治療などもしばらく通いましたが、ずっと筋肉はコリコリ硬いまま…
半年以上そんな状態。
その後ダンスの専門学校へ入学し、ダンスを続ける上で開脚できないなんて言ってられなくて
授業前に毎朝2時間近く地味なストレッチとマッサージを自分なりに続けました。
すると1ヶ月ほどで怪我をする前くらいに戻り、
更に1ヶ月後…
ついに開脚で、お腹・胸・顎までが床にペターッと着くように!!
もう感動でした。
コリコリと軟骨並みに硬くなっていた薄筋もいつのまにかプニプニ柔らかくなっていて、
辛さしか無かった開脚が今ではリラックスできる体勢になったんです。
「継続は力なり」
そんなシンプルな自信が着いた瞬間でもありました。
ホント、何事も継続。
☆☆開脚の為のストレッチや私なりの練習方法はまた別の記事でシェアします(^^)☆☆
“開脚”に限った話ではありませんが目標にしているアーサナなどがある場合、ぜひ焦らずじっくり体と向き合ってみて下さい。
無理に勢いをつけたりするとかえって体を痛めたり、回り道をすることになりかねません。
自分の体に必要な事を理解し、地道でも丁寧に続けていれば必ず成果に繋がるはず!
私もまだまだ苦手なことが多いのでこれからも地道な練習を重ねて行きたいと思います(^^)**