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土台の安定/sachico
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -
公開日:2019.10.10|最終更新日:2019.10.07
こんにちは!
恵比寿駅西口から徒歩5分にあるヨガスタジオ『stdioGOD』のインストラクターsachicoです。
私は金曜日 13:10~14:10の骨盤メンテヨガクラスを担当しています。
今年の夏休みに子どもと一緒にSUPとSUPYOGAに初チャレンジしました。
SUPとは、海に大きなボードを浮かべパドルで漕ぎ進むスポーツです。
ヨガマットの上と違って波でボードはゆらゆらと揺れて安定感なし。
最初はボードの上に立つこともできずに膝立ち。
膝が擦れて痛くなったのでコツを教えてもらうと・・・
スッと立てるようになりました。
そのコツとは…
足裏4点(親指の付け根、小指の付け根、踵の内外)をボードにしっかりと根付かせ、軽く膝を曲げ(波の揺れを吸収させるため)、丹田を意識して軸を感じると体は安定しパドルも動かしやすくなり、スイスイ進めるようになりました。
SUPボードの上で行うヨガも足裏4点を根付かせ、丹田に意識して軸を感じるとヨガマットと同じように波に揺れてもアーサナ(ポーズ)が取れました。
骨盤の高さ、肩の高さも左右平行のするのがポイントです。
これ、普段の生活でも応用できます。
通勤に利用する電車の中。
SUPボードが波に揺れるのと同じように電車が揺れるたびにヨロヨロ倒れたりしませんか?
吊革や手すりに摑まれなかったりすると揺れるたびに倒れますよね・・・
電車の中もヨガマットの上と同じように
足裏4点(親指の付け根、小指の付け根、踵の内外)で立ち、おへそを背中に近づける(丹田)を意識すると倒れる回数がかなり減ります。
普段、片側でずっと鞄を持っていたり、片足重心でたっていると体の左右バランスが崩れてきます。
そうするとヨロヨロよろけることも多くなります。
その結果、体のバランスを取ろうとして骨盤の向きや高さが変化してしまいます。
足裏4点で踏みしめ、おへそを背中に近づけるこの立ち方、
ヨガではタダーサナ(山のポーズ)と言い、立ちポーズの基本となる大切なポーズです。
ただ立っているように思えますが、いろいろな体の部分を意識しています。
日本語では→山のポーズ
サンスクリット語では→タダーサナ
英語では→Mountion Pose
と呼ばれています。
①足裏4点で大地を捉えるように踏む。土踏まずのアーチを持ち上げるように意識する。
②太股を引き締めて膝を持ち上げる。
③足裏と頭頂(頭のてっぺん)で自分の体を引っ張り合いしているようにする。
④お尻の穴はマットに向けて、胸やお尻がぴょこっと前山後ろに出ないようにする。
⑤肩の力は抜いて、耳と肩の距離を長くする。顎は上げすぎないように。手は体の脇に自然に伸ばす。
タダーサナが出来るようになると…
☆姿勢がよくなる
☆呼吸が通りやすくなる。
☆骨盤の歪みが整う。
☆心身の安定が増す
などの効果があるのです。
この基本の足の裏の使い方は、タダーサナ以外のポーズでも大事になってきます。
立ちポーズでもどちらかの足に体重をかけるのではなく、両方の足裏をしっかりマットに根付かせるようにします。そうすることでアーサナ(ポーズ)が安定します。
私の骨盤メンテレッスンでも足裏をしっかりマットに付ける(根付かせる)ことを根気よく続けていきます。
足裏4点がマットにつくことで骨盤位置も傾きが少なくなり、骨盤の上にある背骨も伸びます。
背骨が伸びると呼吸がしやすくなり、猫背も解消。
ゆっくりと体の感覚を感じながらアーサナ(ポーズ)を取っていきます。
初めてヨガにチャレンジされる方もひさしぶりに体を動かす方も産後の方も無理なくご参加いただけるクラスです。
普段意識の向きにくい体の感覚を一緒に感じて心地よい体を作りませんか?