How to ウシュトゥラアサナ(ラクダのポーズのやり方) / Kana
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -

こんにちは！

火曜日10時～美脚美尻骨盤ヨガ
水曜日14時30分～自分の心地よさを感じるヨガ/16時00分～陰ヨガ
を担当していますインストラクターのKanaです♪

今回はウシュトゥラアサナ(ラクダのポーズ)を紹介させて頂きたいと思います！

実はこのポーズは体の柔らかい方は、柔軟性だけで見え方は同じ形をとれてしまうポーズでもあるのですが、柔軟性だけでとってしまうと腰を痛めてしまったり、怪我の原因になってしまったり、本来の効果が薄れてしまいます。

本来は腰から折れるのではなく、腰から下の土台をしっかりと作り、胸を心地よく開いて行った先に、背骨が沿って行くポーズ。

見た目は同じでも体の使い方に意識を向けると、全く違ったりします。

安全に安定して行うと、呼吸も入りやすくとても気持ちのいいポーズです。

現代の生活では、スマホを見ている時間やパソコンに向かっている時間が長いため、肩が前に入りやすく、胸も閉じて呼吸も浅くなり、猫背にもなりやすいため、背骨周りに走る神経を圧迫し、神経伝達も上手くいきません。

 

１日の中で前を向くより下を向いている方が長い方も多いのではないでしょうか？

 

このポーズは、胸を開いて後屈していくことで、猫背、肩こり等、姿勢改善にも繋がります。
お腹を伸ばす事で胃や腸を伸ばし、便秘など消化システム、生殖機能に効果的です。
また喉周りを刺激し、甲状腺の働きを正常化し、喘息の方にも効果的なポーズです。
(※腰痛がある方や、背中や頸椎に重度の疾患がある方は、無理せず、正しい知識のあるインストラクターの元行っていきましょう。)

今回はご自宅でも出来るよう軽減方も含めてお伝えしていきます。

 

①まず正座になって座りましょう。
そこから膝立ちになり膝の真上に骨盤が来るようにして、太腿を床と垂直に保ちます。

②肩に手を起き、前から大きく回して胸を開いてから、その手をお尻の上部に当てます。

③その手でお尻を下へと下げるように意識しながら、骨盤をほんの少し前へ送ります。
お尻には力を入れず、太腿の内側(内腿)に効いている感覚を感じていきましょう。

美脚、足痩せ効果も抜群です⭐️
下半身の力強さを感じていきます。

④腰から折れてしまわないように、腰回りに柔らかい伸び感を感じながら、両手はお尻を床へと下ろす意識。
胸は逆に天井へと上がっていく意識を持ちながら、胸の真ん中の骨を天井と平行にしていく意識を持っていきましょう(平行にしなくても大丈夫です。ご自身が心地よい場所を今日の位置にしましょう)。

⑤両手はお尻のままでも、かかとに下ろしても構いません。
ブロック等を使ったり、片方ずつ練習するのもいいでしょう。
頭の位置も呼吸が苦しくならない範囲で顎を引いたままでも充分です。

ご自身が心地よく呼吸が出来る場所を今日の完成ポーズとして、心地よい範囲で呼吸数回を繰り返しましょう。

⑥最後は、もう一度両手をお尻の上部へと戻し、体を支えながら最初の膝立ちの位置まで起きてきます。
正座の姿勢に戻って一呼吸。

 

いかがでしたでしょうか？

 

胸を開くと心もopenになり、感情が溢れる出てくる事があります。
そのときは無理に押し殺したりせず、今のその感情を感じてあげる事も大切です。

現代は、心の中にも体の中にも、気づかない内に溜め込んでしまう物が多くあり、生きづらさを感じてしまう方も多いかもしれません。

何かストレスを抱えてる時、人は肩がすくんで、呼吸が浅くなります。
自分が心地よく呼吸出来る心の在り方を見つけてあげる事がとても大切になってきます。

ヨガをするなかでも、ポーズの完成形に囚われたり、苦しかったり痛みを感じる場所で頑張るのではなく、そのポーズの中で心地よく呼吸が出来る所を探すこと、自分にあったポーズで呼吸することが、誰の為でもない、今の貴方にとって一番良い、貴方の為のオーダーメイドなヨガです。

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