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「ヨガとランニングの親和性」/Mika
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -
公開日:2023.08.11|最終更新日:2023.08.11
みなさん、こんにちは!
恵比寿の常温ヨガスタジオ studio GODインストラクターのMikaです。
暑い日が続いていますが、みなさん夏バテしていませんか?
さてさて、私事ですが少し前に6年ぶりのマラソン大会に参加してきました!
と言っても、フルマラソンではなくハーフマラソン(約21.1km)です。
みなさんの中には、ヨガとランニングの両方をされている方もいらっしゃいますよね。
今回は、先日のレースで私自身が久しぶりに長距離マラソンを走って感じた
ヨガとマラソンの親和性について書いてみたいと思います。
ヨガで意識した身体のコントロールを、ランニングフォームに
ヨガのレッスンの中では、筋肉の部位の名前がよく出てきますよね。
例えば「腸腰筋の伸びを感じて」や「肩甲骨を寄せて」など、
具体的な筋肉を自分の意識に上げて、繊細に動かす練習をすると思います。
これらはランニングフォームでも同じで、無駄な動きを省いて
安定して効率的に走るために大切な要素だったりします。
さらに、ヨガではアライメントと言って、より安全且つ効果的に練習するために
ポーズにおける身体の各部のポジションも意識しますよね。
怪我や疲労で身体に痛みが出たときに、ランニング中のアライメントの
どこが良くなかったのか?を振り返ってみると
少しずつフォームに微調整を加えることもできると思います。
ちなみに私は膝の痛みが出にくいように、大腿骨頭~膝~踵~つま先などの
下肢のアライメントを意識して走っていました。笑
元々膝が弱いので、完全には防ぐことが難しくても、痛みが発生するのを
遅らせることはできたかな?と思っています!
ヨガでついた遅筋は、長距離ランの筋持久力に
一般的にヨガでは「遅筋(ちきん)」が鍛えられると言われていますよね。
瞬発力や強靭な筋肉が必要とされるランニングでは
主に「速筋(そっきん)」が身に付くことになりますが、
遅筋には長時間発揮できる筋持久力が備わっていたりします。
ヨガではポーズを取るときに、表側と裏側の筋肉が対になって
伸長と収縮が同時に行われています。
筋力を強く使いながら伸ばす伸張性収縮も多く起こるので
ランニングに必要な短く硬い筋肉に加えて、長く細い筋肉もついて
筋力のバランスも良くなると思います。
私がスピードランナーではないということもあるかも知れませんが
下肢に加えて、ランニングでもkeyとなる体幹を安定させる腹筋群や
骨盤を長時間&安定的に支えるために必要な臀筋群や股関節周りの筋肉、
前進させるのに必要な肩甲骨回りや背面筋など
日頃のヨガの練習の中で鍛えられていたことは良かったなぁ…と思いました。
また、心肺機能に負荷のかかるランニングでは、呼吸も大切な要素。
ヨガでは深く呼吸をすることで、横隔膜などの呼吸筋群の可動も広げられるので
特に持久戦となる長距離マラソンでは、間接的に呼吸のサポート効果もあるのではと思っています。
ヨガで、ランニング前後の自分メンテを
最期に、みなさんご存じの通り、ヨガはランニング前のウォームアップや
ラン後のリリースにもとても向いています。
ウォームアップでは筋肉の可動域を広げるために有効ですし
リリースでは溜まった筋肉疲労を流すために伸ばすこともできます。
特に長距離ラン後はシンプルな筋肉疲労に加えて、自分の身体の使い方の癖によって
アンバランスが生じやすいので、前後左右を整えるのに良いと思います。
個人の所感ですし、まだまだ挙げればキリがないのですが
ヨガとランニングはとても相性の良い組み合わせだと思います◎
暑い夏を越えたら、いよいよ本格的なマラソンシーズンに突入しますね。
私もまたレースにチャレンジしたいな、と思っているので
ヨガとランニングを上手く組み合わせて、練習を積んで行きたいと思います!
Mika