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気持ちいいヨガポーズの秘訣って?①/石上優
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -

公開日:2023.06.29|最終更新日:2023.06.29

こんにちは!
恵比寿駅から徒歩5分の場所にあるピラティス・ヨガスタジオ、studioGODでヨガインストラクターをしている石上優です

毎週木曜11:30〜Yin & Yang(イン アンド ヤン)
毎週土曜13:00〜テンセグリティー・ヨガ

を担当しています。

2クラスの共通点を前回の記事に書きました!ぜひご覧ください♡

「陰陽のバランスってなあに?」

 

みなさんは、ヨガのクラスで先生から
自分にとって気持ちいいところ、心地よいところでキープして」
と言われて戸惑った経験はありますか?

「頑張りすぎず、7割くらいの力で…」と言われてピンとこなかったことは?

私自身は、ヨガを始めた10年前、「気持ちよさ」がわからないポーズがいくつもありました。

気持ちいいはずのポーズが、つらい、苦しい、耐えがたい…
せっかく心身の健康のためにヨガを始めたのに、これじゃ楽しくないですよね。

そこで、今回は気持ちよくヨガポーズを練習するための秘訣を

土曜日のクラス「テンセグリティー・ヨガ」の視点からお伝えします!

 

ポーズがつらく感じる原因はなんだろう?

(戦士のポーズ2番/ウォーリアⅡ/ヴィラバドラーサナⅡ)

レッスンでよく登場するこのポーズ。
ヨガ未経験の方も、雑誌等で見たことある!と思われるのではないでしょうか♪

このポーズで起こりやすいことの1つが…

前脚の太ももがつらい!!

です。

これがなぜ起こってしまうかというと、

人は目で見ている方向に意識を向けやすい という癖を持っているからです。

この写真だと、目で見ている前方向に意識が向いているため、
重心が前に行きすぎ、前脚のももで踏ん張っている状態になっています。
この状態で1分キープして!と言われたら難しいと感じるでしょう。

 

反対側にも意識を広げよう

では、反対側の目で見えない側にも意識を広げてみましょう。両膝を伸ばして、腕を胸の高さに伸ばします。
目で見えない側の後ろの腕がどこにあるかを感じて、前の腕と伸びあって。
やってみるとどんな感覚がありますか?
脚も同じように。
両脚で床を押してみましょう。

前脚だけ床を押すときと、両脚で押すときとでどんな感覚の違いがありますか?

目で見えない側を意識して使うことで、
きっと体がより大きく伸びていくような感覚や、全身が使われているけどつらすぎないという感覚が生まれると思います。

これを利用して、ヴィラバドラーサナⅡをとってみましょう。

後ろの腕を遠くに伸ばし、後ろ脚で床を押している感覚をキープして、前膝をまげて…どうでしょう。
前ももが破裂しそうにつらい!という感覚が和らいだでしょうか。

 

力の方向性を考えよう

このように、1つの方向性に対し、必ず反対の方向性にも力が働きます。

どうしても目で見ている方向に偏りやすくなるので、目で見えない側にも意識を広げて、相反する2つの力のちょうどいい均衡を探しましょう。

うまく均衡がとれると、無意識のうちに入っていた不要な力みが取り除かれ、「ポーズが気持ちいい!」と感じられるようになります。

この相反する2つの力の「中庸」「ちょうどいい均衡」の取れた状態が、

テンセグリティー  です。

全身どこも頑張りすぎていない。でもサボっていない。
前回の記事でお話した「陰陽バランス」が整った状態。

この力の方向性は、前後・左右・上下・表裏…感じようとしてみるとたくさん見つかります!
写真に表しきれていないものもあります。
すべての方向に意識をひろげて、たくさんの方向性を感じてみよう。

難しく考えすぎなくて大丈夫◎

毎週土曜13:00〜テンセグリティー・ヨガでは、
想像力を豊かに使いながら動くため、自然と相反する力の均衡が生まれやすくなっています!
童心に帰るようなむじゃきな気持ちで、遊び心をもって練習してみませんか♡

オンラインでは味わいきれない、テンセグの空気感をぜひ味わいにいらしてください。
どんな動きがあるのか、インスタグラムでも発信しています!

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ぜひチェックしてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。