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「禅の瞑想体験」/Mika
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -

公開日:2022.08.17|最終更新日:2022.08.17

こんにちは、恵比寿の常温ヨガスタジオ studio GODインストラクターのMikaです!

 

暑い日が続いていますが、みなさん夏バテされていたりしませんか?
あまりの猛暑に、体のバランスを整える自律神経の働きが乱れてしまいやすいですよね。
そして体の不調は、心の不調にも繋がりやすいので、注意が必要です

 

さて、心の不調といえば、少し前に京都を訪問したい際に
『禅の瞑想(坐禅)』を体験して来たので、その感想をシェアさせていただこうと思います!

 

 

みなさんは瞑想(メディテーション)を体験されたことはありますか?

 

メジャーなものだと、マインドフルネス瞑想やヴィパッサナー瞑想、サマタ瞑想がありますし
ヨガをされている方であれば、仰向けの姿勢で行うヨガニドラーや
マントラを唱えながら行うジャパ瞑想を体験されたことがある方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

瞑想は今や、心を整え頭の中をクリアにし、パフォーマンスを向上することが出来るツールとして
ビジネスの世界でも日常的に取り入れてらっしゃる方が多いと思います。

 

今回私が京都で体験して来たのものは、お寺で住職の方のリードで行う坐禅体験。
すなわち、座位で行う禅の瞑想です。

 

まず座り方ですが、①結跏趺坐(けっかふざ)と②半跏趺坐(はんかふざ)という下半身をどっしりと安定させて座るための足の組み方があるのですが、①結跏趺坐はヨガで言うロータスポジション(両足パドマの状態)になるので慣れていない方はこれらに拘らず、楽に座して瞑想に集中できる姿勢であればどのような座り方でもOK
(股関節の柔軟性によって、座布団などでお尻の高さを出すことも推奨されてました!)

 

座位のまま簡単な準備運動(骨盤や腰回りを整える動き)を行ってから目を閉じていざ瞑想!となっても、いきなり心を無にすることって難しいですよね。

そもそも「心を無にしよう」と思っている時点で、無には慣れていませんからね。。苦笑

 

ここで住職からいくつかの手法の提案がありました。

ひとつは聴覚に意識を向けて聞こえてくる音のひとつひとつに集中する方法、
そしてもうひとつは、呼吸に意識を向け息の出入をカウントする数息感(すうそくかん)という手法です。

 

数息感はこの時に初めて聞いた手法でしたが、深い呼吸を取りながらカウントするということでヨガの練習の中でも行う調気法のようなイメージですね。
ゆっくりと深く吸って、深く吐き切る。これを一呼吸としてカウント。
私が行った際は時間制限(5分ほど)があったので、25までカウントアップしたら
また1に戻ってカウントするということを繰り返しました。

 

瞑想を終えた後は心の水面が穏やかになり、頭の中から余計な思考が消え去って、
心が過去に向かうでも未来に向かうでもなく、“今”に留まっていられる感覚に。
その余韻を存分に味わうことで、心の安定を実感できました。

 

今回私が体験した坐禅体験は、サマタ瞑想(何か対象となる一つのことに集中する手法)のひとつのように思いました。

対象を何か一点に絞って集中するという観点ですと、〇〇瞑想という形に拘らずとも
皆さん何かしら日常生活の中で実践しているのではと思います。

 

料理、掃除、創作活動、トレーニング、もちろんヨガも(動く瞑想と言われていますよね)!
集中して取り組んだ後に、心がスッキリと整うのであれば、その人にとっての瞑想なのかなと。

ちなみに私は「お花の瞑想」と題して、フラワーアレンジメントを楽しんでいます。

 

皆さんがご自身に合った瞑想ライフを送れますように

 

Shanti,

Mika